東京都の日平均気温の変動(1870年~2017年・最高気温&最低気温)
前回のブログで書きましたが、紅葉の開始時期が年々遅くなっているということで、
ここ数年の気温の変動を見てみました。
気象庁の資料等で、日本の年平均気温は、100年あたり1.15℃の割合で上昇している 事を示した気象庁のグラフは良く目にするのですが、
東京都としての気温の推移はどうなのか。
特に最高気温、最低気温が年々どのような変化をしているのか、気象庁がHP上で公表しているデータを基に簡単なグラフを作ってみましたので、掲載します。
※データ出展)気象庁HP 過去の気象データ(東京)
◆最高気温の推移(日平均)
1880年代~1920年代までは、夏の最高気温が高い年でもせいぜい35℃だったようですね。
1990年代頃から年の最高気温が40℃にまで達する年があり、35℃を上回るのは当たり前となっています。
◆最低気温の推移(日平均)
続いて最低気温です。最高気温の平均グラフと同じように右肩上がりのグラフになっています。
1870年代は夏の暑い夜でも25℃だったようですね。これなら東京でもエアコンが無くても何とか寝れそうです。
最低気温のグラフでは、上限より下限でここ100年あまりに5℃上昇していることがわかります。
100年あまりで夏が暑くなっているのは体感的に意識しやすいですが、冬の気温も大幅に上昇しているのですね。意外でした。